iOSでメモアプリを選ぶ(2018年7月)

iPhoneでメモを取るためのアプリとして TextwellSimplenote を使っていた。Textwellは純然たる下書き用で,書き終わったらどこかにアウトプットして終わり。Simplenoteはあとで見返すメモをとっておくためのもの(PCで見返すこともあり)。Textwellで書いてSimplenoteに保存というケースもあり。

この使い方だとSimplenoteはちょっと簡素すぎるなと思うようになったので代わりを探した。要はメモを分類したい。Simplenoteは一応メモにタグを付けられるのだけど,あまり重視されていない機能なので使い勝手が悪い。タグをつけるのにいちいちタグの名前を打たないといけないのである。

候補は,iOS標準メモ,EvernoteOneNoteBearStandard NotesCaretSyncNotesDropbox Paperあたり。

Windowsで使えない(or 使いにくい)iOS標準メモとBearが落ち,共有ボタンで他のアプリからメモを投入できないStandard Notes,Caret,SyncNotes,Dropbox Paperが落ち,複雑すぎるEvernoteが落ちて,結果, OneNote をしばらく使ってみることにした。

OneNoteにそんなに満足しているわけではない。重いし,なんか書式が再現されすぎるし(フォントまで完全再現しなくても……),独自形式なのでベンダーロックイン状態になるし。普通だったらEvernoteを選ぶところかもしれないが,目的に対してはオーバースペックだし,そもそも彼らについては,無料版で接続端末を2台に制限してきたあたりから個人的にビミョー感がぬぐえない。iPhoneのOneNoteで直接なにかを書くとしたらちょっとつらい感じがするが,どうせ書き始めはTextwellだからまあいいか,というのと,PC版のあのアバウトな操作感が結構好きなので。