2016年,読んでよかった本3選

今年私が読んだ本から。

坂井豊貴『多数決を疑う――社会的選択理論とは何か』(岩波新書)
もし1冊だけ選ぶならこれ。多数決がいかにダメかがわかってげんなりする。社会人必読なのでは?
平岡和幸・堀玄『プログラミングのための確率統計』(オーム社)
同著者の『プログラミングのための線形代数』ともども,説明の文章がびっくりするほどうまい。
ダレル・ハフ(高木秀玄訳)『統計でウソをつく法』(講談社ブルーバックス)
1968年の本だがまったく古びない。仕事でうっかりやっちゃいそうな間違いがたくさん書いてある。

今年は3冊に絞るのが難しかった。しかも何だかまじめくさったチョイスになってしまった。