「ニュースを壊すAMP (AMP: breaking news)」を読んだ
AMPは以前からどうも違和感があったのだが,Andrew Betts 氏という人が最近書いた「ニュースを壊すAMP (AMP: breaking news)」が良かった(breaking newsというのはもちろん「速報」にひっかけているのだろう)。曰く,
- 記事のドメインがGoogleのものに置き換わってしまうのでドメインでの信頼性判断ができない。結局AMPの主目的は記事をGoogleのエコシステムに取り込むことなんでしょ。
- 発行元にとっては,記事配信 (distribution) のコントロールができないし,他のメディアとの差別化も図りにくい。有料購読者の増加にもつながらない。
- 正確性よりもページの速度やら閲覧数やらが重視されると,ひいては嘘ニュースの蔓延,ポピュリズムの台頭につながる。
ということで,こんなロクでもないことはするなと徹底的に叩いている。
同じような話だと,少し前の「もうGoogle検索ってダメかもね:(SEO/AMP) | ふくゆきブログ」も良かった。個人的にも最近ちょっとGoogle嫌だなと思っていて,それでも仕事では使うけど,プライベートではBingを使うことが多い。