雑記 2013年3月

2013-03-01 (金)

新宿で飲んだくれる。

2013-03-04 (月)

Evernoteは富豪的プログラミングの好例だなー。メモ帳にWebサイトをコピペでそのままベタ貼りできるというのはかなり富豪的だ。添付ファイルで何でもくっつけられるしPDFの中身まで検索できる。最近の不正アクセスでパスワードリセットがかかったけど、パスワード変更で一旦ログアウトしたらキャッシュを全部ゴリゴリ消して、ログインしたらまたヘッダやらなにやらダウンロードしてきた。富豪だ……と思った。

2013-03-05 (火)

ロート製薬が就職情報サイトによる募集をやめたという記事(魚拓1,2)、なかなか痛快な話で、もっとやれと思う。採用側も応募側もワイルドにいろんな形があっていいんだよな。

はてなブックマーク(のトップページ)を見なくなって久しいが、明らかに時間が節約されているように感じる。時間の節約のためのまとめサイトを見て時間を浪費してしまうというのは果たして21世紀人のとるべき行動だろうか。コンテンツ飽食の時代だな。1日24時間でいかなる情報に触れるかというのはある意味では人生そのものだ。

Webkit-OperaのAndroidベータ版が出た。これから順次Webkitに移行か。

2013-03-08 (金)

懸案が片付かず、なんだかヘトヘトである。メール(プライベートの)の文章が頭に入ってこなくて読み違えた。

2013-03-10 (日)

新宿でお昼を食べて外に出たら、晴れていた空が黄色く濁り、砂埃が舞っていた。煙霧というものらしい。風向きが変わるときにゴミが集まってしまうとのこと。突然で驚いたが春にはよくあることのようだ。

バルト9にて「レ・ミゼラブル」鑑賞。ユーゴーの原作は未読。話題作ということで観に行ったが、ミュージカルの映画化であるためか、ストーリーになんのヒネリもない。これで3時間はきつかった。しかも、長尺でありながら一つ一つの場面はそれほどディテールが描かれるわけでもなく、展開が早い。原作が長いからだろうか。何の感動も得られず映画館を出た。ヘレナ・ボナム=カーターだけ良かった。

ついにKindle Paperwhiteを購入。3G+wifiモデル。縦書き書籍まで舶来品の世話になるのは本意ではないのだが、現状を見るに致し方ないだろう。ついでにLEDの卓上照明も購入。ビックロのでかい紙袋を提げて歩き回り、忠実な宣伝塔の役割を果たした。

2013-03-11 (月)

山笑ひ海静けしや震災忌

震災当時はただただ寒さだけが心配だった。今年はもうずいぶん暖かくなった。

2013-03-14 (木)

2013-03-17 (日)

黒田夏子『abさんご』(文藝春秋)読了。芥川賞受賞作。片親を幼くして亡くした子の人生をいくつかの断章で描く。

日本人が今まで読んだことのなかった日本語、といったら言い過ぎだろうか。こういう表現が可能だったのかと目が覚める思いがする。横書き、平仮名の多用といった表層的な特徴から一歩踏み込んだときに見えてくるのは清新かつ濃密な表現の世界だ。とりわけ目立つのは独特の複合動詞、ないしそれに準ずる動詞連続である。またある朝はみゃくらくもなく,前夜むかれた多肉果の紅いらせん状の皮が匂いさざめいたが,それはそのおだやかな目ざめへとまさぐりとどいた者が遠い日に住みあきらめた海辺の町の小いえの,淡い夕ばえのえんさきからの帰着だった.言語表現は有限の語彙の無限の組み合わせで作られる——言語学の講義を思い出すほどに新鮮な日本語。2つの動詞を助詞「て」すら介さず直接に連結することで意味の密度が上がる。

登場人物は名前も性別もいっさいの明示がなく、文脈ごとにアドホックに意味づけされた相対的な存在として提示される。なかなかに難解で読者は手探りを強いられるのだが、家族のクローズドな親密さに分け入っていく手探りのようでもあり面白い体験だった。まるで古典語のように和語が多く用いられており、しなやかな印象。逆に文中の漢語はより硬質な存在感がある。和語を自在に扱うというのは高度な技術である。工芸品でも眺めているような気分になる美しい作品。


昨日今日とアマデウスの練習。マーラー1番の4番トロンボーン。

2013-03-20 (水)

久しぶりに風邪を引いた。

新宿文化センターにてアマデウスの本番。タイタンの4番トロンボーンのみの出番(譜面はA4 1枚)なのでほとんど聴衆と同じだ。しかしあなどれないもので先日の練習ではいきなり吹いたらまともに吹けなかった。慎重に楽器を暖めつつ臨んだ。土日の練習よりもよい演奏だったと思います。

2013-03-23 (土)

川口淳一郎『はやぶさ、そうまでして君は』(宝島社)読了。幸運に次ぐ幸運で成功したプロジェクトだったのだなと。そりゃ神の差配とも思いたくなるだろう。7年の月日を考えると、感傷に包まれるのも納得。

2013-03-24 (日)

2013-03-29 (金)

2013-03-30 (土)

散髪。担当の人が新入りで、始めから終いまで驚くほどぎこちない手つきだったので何だか全くすっきりしないまま終わった。ベテランとは月とすっぽんであった。

2013-03-31 (日)

これまでPython, PHP, Perl, Rubyの順に少しずつかじったけど、Rubyは面白いな。3回繰り返すのが 3.times do … end って。